メモリアル 《熱帯魚》

中学時代、グッピーから始まったアクアライフでした。

途中、何度かの挫折を繰り返し現在に至っています。

熱帯魚飼育の難しさや奥深さを身を持って体験し、自身のスキルの無さを痛感し、小型美魚や水草の生い茂るアクアリウムの管理育成は自分にはムリだと悟り一時撤退。

その後、再び始めたアクアライフ、大型魚・古代魚に嵌り設備もコツコツと揃えていきましたが、１mを超える魚種を自宅で設置できる程度の水槽で飼育することはムリがあることに気づきました。それと同時に、それらの魚達を維持するための費用もバカにならないことにも…

飼育していた中国ケツ魚の特定外来生物への指定が決まったのも、そんな時でした。

そして飼育許可申請を提出するために、何十枚もの書類を揃え、写真を撮り、やっとの思いで環境省から飼育許可を取得しました。

もう、何十年も前のことになりますが、結構大変だった記憶があります。

そして、今またナイルパーチが特定外来生物の指定を受けそうです。

でもこうしたことは、自身のスキルアップの手助けにもなっていると感じています。

逆境は、人のモチベーションをも高めてくれるものなのでしょう。

壁が高ければ高いほど、その壁を越えた時のやり遂げたという達成感は格別のものとなるでしょう。

中学時代から続くアクアライフは、現在アフリカンシクリッドへと移行し、店舗の看板として、店舗内のインテリアとしてとても重要なものへとなっています。

そうした中、魚達の成長と共に近日中には1800水槽を店舗内へ導入しなければならなくなりましたが、これもまた楽しみの一つ。

より沢山の方達の目に触れることになる店舗内に水槽を設置したことにより、できる限り綺麗にしなければというモチベーションも高まります。

また、お客様から綺麗ですねと言っていただくことにより、熱帯魚飼育と水槽管理などの励みにもなっています。