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?アフリカンシクリッド飼育とドーベルマン&ウィペットとの日常です。

韋駄天

イヌ科の中では、サイトハウンドというグループの犬達が最速になります。
その中でも特に俊足なのは、グレーハウンドかサルーキになるでしょう。
エジプト原産のサルーキは砂漠を100km近いスピードで走るとされています。
しかしこれは、公式には認められていないようです。
グレーハウンドは約70kmでサルーキは69kmの記録が残っているようです。
同じサイトハウンドのアザワクは65km。
中型犬最速なのが、ウィペットで時速60kmで走ります。

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ネコ科最速は、ご存知かと思いますがチーターで時速約120km。

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普通の猫と犬ならば、公平を期すために同サイズの個体を走らせなければならないでしょう。
その場合には、サイトハウンドの中には小型犬最速のイタリアングレーハウンドがいますので、純粋に速さだけを見た場合には、犬に軍配があがるのではと考えられます。

ただし、以前のブログにも記載した通りで、イヌ科の動物は群れで獲物を追い、長距離を走り続け獲物を疲れさせ倒すという効率の良い狩りをします。
対してネコ科の動物は、気配を消し獲物との間合いを極限まで詰め、その俊敏な瞬発力で狩りをします。

という事で、猫と犬とでは狩りのスタイルが違います。
したがって、極々短い短距離の場合には、その俊敏性に勝る猫に軍配があがるかもしれません。

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さて、前述したサイトハウンドの走りは、身体が2度空中に浮くダブルギャロップと呼ばれる走り方をします。ちなみに、馬は1度だけ空中に浮く走り方です。
競走馬の走りが、ギャロップと呼ばれているのは広く知られていると思います。

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サイトハウンドは、その競走馬よりも速く走ります。

前述したように、1、2位を争うのはグレーハウンドとサルーキになるでしょう。
グレーハウンドはレースドッグとしても活躍しています。

3位は、やはりサイトハウンドのボルゾイあたりでしょうか?短距離ならば中型犬最速(時速60kmで走ると言われています。)のウィペットも上位に食い込んでくるでしょうね。
チーターに継ぐ、地上最速の生物は犬、その中でもサイトハウンドと言われています。
我が家には、ドーベルマンが三頭と
ウィペットがいましたが、ウィペットの走りにはドーベルマン達では太刀打ち出来ません。走りの次元がちがいます。

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目が非常に良いのも、サイトハウンドになります。
サイトハウンドは、目で狩りをする犬と言われています。
目で獲物を認識し、その獲物を逃さない脚力と視力で獲物を追い捕らえます。
アフガンやサルーキ、グレハン、ウィペットなどのサイトハウンドが知能の低い犬と言われてしまうのは、人間の指示を待たずに、狩りを始めてしまうからです。
しかし、人間の指示を待っていては、獲物は逃げてしまうでしょう。ですから、獲物を目視した途端にサイトハウンドは矢を放ったように走り出し、その類い稀な脚力で狩りを成功させるのです。

最後に嗅覚については、やはり警察犬種でしょうね。日本では、7種の犬が指定犬種となっています。
シェパード、ラブ、ゴールデン、コリー、ドーベルマン、ボクサー、エアーデールテリアがその7種になります。
その中で1位はやはり、シェパードになるでしょうね。2位はラブでしょうか?
個人的に、3位にはベルジアンシェパード(マリノワ、グローネンダール、タービュレン、ラケノアの4種がいます。警察犬としてよく使われるのは、短毛種のマリノワになります。)を推したいですね。欧米では警察犬として幅広く活躍している犬種になります。


ところで、我が家のビショップ(ウィペット)は原産は英国ですが、ルーツはエジプト原産のグレイハウンドになります。


ということで...

水が大嫌い!

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寒いのも大嫌い!

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