ガーパイク
ガー目→ガー科
→❶アトラクトス属
→❷レピソステウス属
【アトラクトス属、Atractosteus】
①《アリゲーター・ガー》
spatula
メキシコ産アリゲーター・ガー
②《マンファリ(キューバンガー)》
tristoechus
キューバに生息。
マンファリ
③《トロピカル・ガー》
tropicus
メキシコ、グアテマラなどに生息。
トロピカル・ジャイアント・ガー
ニカラグア産トロピカル・ガー
チャパシウス・ガー
【レピソステウス属Lepisosteus】
④《スポッテッド・ガー》
oculatus
スポッテッド・ガー
⑤《フロリダ・スポッテッド・ガー》
platyrhincus
フロリダ・スポッテッド・ガー
⑥《ショート・ノーズ・ガー》
platostomus
ショート・ノーズ・ガー
⑦《ロング・ノーズ・ガー》
osseus
北アメリカ大陸東部河川、湖など広範囲に生息。
ロング・ノーズ・ガー
というようにガーパイクは、2属7種に分類されています。
現生する2属の他、化石種としてMasillosteus属・Obaichthys属・Oniichthys属などに分類されています。
〔チャパシウス・ガー〕
2000年にメキシコ産ガーパイクの有名インポーターである塚平氏によって初めて日本へ輸入されたガーで、メキシコ南部のチアパス州(グアテマラとメキシコの国境にある州、この国境の一部にはトロピカル・ジャイアント・ガーの生息地として有名なウスマシンタ川が流れる。)に生息するアトラクトス・トロピクスの地域バリエーションと言われているガーです。初輸入当初はトロピクス(トロピカル・ジャイアント・ガー)とは別種として記載される可能性が示唆されていましたが、アトラクトス属のガーパイクはスパチュラ種(アリゲーター・ガー)とトリストエクス種(マンファリ)とトロピクス種の3種とされています。