当たり前の日常
メイン全景
何時もと変わらぬ魚達。
常に不変で変わる事がない、それが一番重要なこと。
以前飼育していた大型魚達を、犬達がメイン濾過装置の電源を抜いてしまうという事故のために、全滅させてしまったという苦い経験があります。
それだけに、静かに優雅に泳ぐ大型魚達を見るにつけ安心感と癒しを与えられています。
ゆったりと優雅に泳ぐ大型魚達。
ご来店してくださる、お客様皆様にも感動していただけ、魚達にはいつも感謝しています。
魚達を目当てに来店してくださるお客様もチラホラといらっしゃり、自己満足の単なる趣味なのに集客にも協力してくれる、そんな魚達には本当に頭が下がります。
そんな変わらぬ日常でしたが、一昨日には漏電トラブルがあり肝を冷やしました。
あってはならぬ事、この趣味は、変化のない日常を維持し続けなければいけない趣味です。
変化がなくつまらない?
いやいや〜!
変化がないことの素晴らしさに気づかなければ、この趣味は続けられないのかもしれません。
当たり前のことを当たり前にすること。
ルーティーンの給餌や換水等を、日々淡々とこなしていくこと。
本当に好きでなければ、続けられない趣味なのかもしれません。
そしてその上で、大型魚になればその維持費も半端ではありません。
大型魚をストレスなく本格的に飼育するためには、膨大な費用と設備が必要で、大型水槽設置のための場所や搬入経路の確保、設置場所の底床の補強、場合によっては新築時からの計画的な設計施工等が必要となり、一般サラリーマンでは到底難しい趣味であると何処かで見聞きしたこともあります。
情熱だけでは、如何ともし難い事実がそこに存在しています。
財産を食い潰してしまう二大悪趣味が、「ジオラマの鉄道模型」と「アクアリウム」だとも聞いたことがあります。
他の趣味で散財する人もいれば、酒や女に溺れ、ギャンブルで身を持ち崩す人もいるので、それは一概には当て嵌まらないのでは?とも思いますが、世間一般からはそんな感じに見られがちな趣味であることは事実なのでしょう。
昨日はクリスマスで、残り一週間で今年も終わり、新しい年が始まります。
季節が移り変わっても、維持管理を続けている魚達の日常には何の変化もなく、時が移ろいでいきます。
『頑張り過ぎない飼育』をモットーにアクアリウムを楽しんでいます。