飼育環境
飼ってはいけない魚は?
まずは、法的に飼育不可の魚がいます。
ブラック・バス、ブルーギル、ケツ魚、ナイルパーチ、チャネルキャットフィッシュ、カダヤシなどがそれらにあたります。
そしてガーパイク全種が、平成30年4月頃には飼育不可の魚になりそうです。
法的に飼育不可とされる魚種の選定に関する曖昧さはさて置き、家庭で飼ってはいけないとされる魚種とは?
それは、やはり最終的な魚のサイズによるところが大きいと思います。
大型魚、巨大魚と呼ばれる種を飼育するには、設備などに膨大な費用が必要となります。
そして、それら設備を無理なく設置可能な場所が準備でき、以降必要となる餌代や光熱費などが無理なく捻出できることが最低条件としてあがってくるでしょう。
小さな水槽で飼育し、餌を絞れば大きく成長することは無い?
実際、盆栽飼育と呼ばれる手法もあるぐらいですから、そうした飼育方法も有りなのかもしれません。
しかし、それも程度問題かなと感じてなりません。
どんなに巨大な設備を準備できたとしても、広大な湖や長大な河川のようにはいかないでしょう。
どこまでの設備を準備できるのか?どこまでの設備で妥協するのか?予算や場所などの問題などもあり、その判断はとても難しいことでしょう。
魚種に応じた最低限必要な設備には、いろいろな意見が分かれるところです。
例えば、シルバー・アロワナは1200×600×600で終生飼育可能との記載や、更に小さな900×450×450で飼育できるとの記載もあるほどです。
逆に、2メートル×1.5メートルぐらいの水槽が準備できなければ、飼ってはいけない魚だとの記載もあるようです。
実際、どの記載を信じるのかは飼育者の判断に委ねられるということになるでしょう。
我が家のことで言えば、飼ってはいけないという魚達のオンパレードで、しかも実に多国籍で雑多な混泳をさせています。
順調な成長をしている魚達に、少しでもより良い環境を提供したいとは考えています。
そうした考えから、2.7メートルサイズの水槽が設置できる場所だけは確保済みなのですが、その設置資金などの準備ができ、家族の承諾を得られるのが何時のことになるのかがまったくもって不透明のままです。
そんなことを感じながら、今日もまた現状のままの水槽をボォ〜と眺めています。