アフリカン・シクリッド
古代魚、大型魚の飼育を始めたのが、今から10年以上前のことになります。
その後、紆余曲折を経ながら、店舗内の看板魚はナッテリー1尾のみになりました。
2015年秋、そのナッテリーも15年余りの生涯を終え、店舗内の看板魚はいなくなりました。
新たな看板魚を考えた時、カラフルで特異な生態が魅力的なアフシクを店舗内に導入しようと90スリムを設置。
古代魚、大型魚達亡き後、二階で生き残っていたブチコとの混泳を始めました。
当初は、まだ15センチサイズだったブチコと、フロントーサの幼魚やムブナ達との混泳がスタートしました。
成長著しい魚達、そこで、二階で遊んでいた1200×600×600を店舗内に設置し、広くなったタンクで飼育魚もムブナからハプロ主体へと移行することに。
そして、ハプロやニロチカスを導入したことにより、1200のメインも手狭になりました。
結果、魚達の成長に伴い、メインは1800×600×600へとサイズアップすることを余儀無くされました。
カラフルなアフシク達が乱舞する、設置当初の1800メイン。
しかし、ニロチカスが成長するにつれて、行方不明となるアフシクが多くなりました。
アフシク達を、ニロチカスからの捕食から救うため。
メイン下に育成用として設置されていた900レギュラーを、1200×450×450に変更してサブメインとしました。
ここで、喧嘩上等のアフシク混泳の難しさが浮き彫りになってきます。
いじめられ役のアフシク達を避難させるべく、900スリムを設置し現在に至っています。
カラフルなアフシク達を、店舗内で乱舞させようとした当初の計画とは違うメインの姿がそこにあります。
現在のメイン水槽は、10年以上前に始まった古代魚、大型魚飼育へと原点回帰した格好となっています。
これ以降、どの方向へ進んでいくのか?最終形態はどうなるのか?今は何のプランもありません。
方向性がまだまだ見えてはいませんが、何れにせよ、良い形で進化していけたならと考えています。