餌について考える…。
メイン全景
今日は、朝から雨模様です。
外が若干暗いので、店内照明などが写り込んでいます。
窓も結露している状態なので、水中LED灯を点灯させています。
少々白濁しているのは、オキアミを与えた直後だからです。
プレコやアフシクのムブナなどのような草食性の魚もいますが、基本的に魚は雑食性が多いのかな?
ナイティラも草食性の強い魚だそうですが、我が家のナイティラは、今や立派なフィッシュイーターです。
魚達の環境への順応力には、度々驚かされています。
食べるものが無ければ、選り好みせずに何でも食べるようになる?
いやいや〜!
以前飼育していたアジアアロワナ(紅尾金龍)は、滅茶苦茶頑固でしたね。
気に入らない餌は、尾鰭で弾きましたから。
また、ガーパイクに昆虫系の餌はNGとされています。
自然界では甲虫類も捕食するようですが、昆虫類の大量摂取は危険だとのこと。
昆虫が持つ酸がガーには良くないとされ、ショップでもガーにはワームなどを与えないように注意していると聞きました。
殆どの大型魚、肉食魚を飼育している方達が普通に与えている金魚。
金魚のみの単一餌の大量摂取は、栄養の偏りなどの栄養バランスが良くないことが懸念されています。
その上で、金魚やフナはサイアミナーゼというビタミンB1を破壊する酵素を多く持っているため、大量に摂取すると身体が曲がったり、最悪は死に至る場合もあるとの記述も見たりします。
金魚を与え続けたから、全ての魚に害があるのかどうかは不明ですが、私的にはリスクは少ない方が良いのではと考えます。
生き餌しか口にしないニロチカスなどのために、金魚ではなくスジエビやオキアミなどを与えているのはそのためです。
魚達の主食は人工飼料で、オヤツ程度に金魚やオキアミというのが我が家の基本です。
しかし、生き餌しか食べないニロチカスの主食はオキアミで、オヤツに金魚やスジエビというスタイルとなっています。
人が単一食だけでは栄養が偏ってしまうように、魚にもそれと同じことが言えるでしょう。
総合栄養食である人工飼料に餌付いてくれることが、魚達の健康にも良く、飼い主の財布にもとても優しいのですが、生き餌しか好まない頑固な魚もいますから難しいところです。
何にせよ、その個体に合った適量の餌をバランスよく与えることが基本になるでしょう。