?星?月?太陽

?アフリカンシクリッド飼育とドーベルマン&ウィペットとの日常です。

ヴォーカル

バンドでのヴォーカルの重要性

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バンドのヴォーカルは、ただ歌が上手いだけ、ノリよく歌うだけ、聞かせる歌を歌うだけではダメだということを今になり実感しています。

楽器を演奏してくれるメンバーに安心感を与え、持てる力を十二分に発揮させられるか、その上でいかに観客を煽り引き込み、バンドと一体化させることができるのかということを、ソロになってから始めて実感することになりました。

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ヴォーカルには、カリスマ性が必要不可欠とされています。

売れているバンドには、秀逸なヴォーカルの存在があります。

メインヴォーカルが、歌の上手さだけではなく観客を引き込むトークの上手さも持ち合わせていれば、楽器を演奏してくれるメンバーが例え頼りないメンバーであっても、カリスマ性の高いバンドへと化けさせてしまうことも可能となるでしょう。

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バンドはソロとは違います。

ソロになり実感することがたくさんありました。


「素晴らしい楽器の演奏であっても人を泣かすことは難しい、しかし、歌は人を泣かすことが出来る。」


どんなに情熱的な演奏をし、その思いを聴き手に伝えようとしても、言葉が無いためにその情熱的な感情は実に曖昧なものになってしまうでしょう。

歌には言葉があり、感情をダイレクトに伝えられる側面もあります。

それが、人の声と楽器との大きな違いなのでしょう。

それでも、歌うだけでは何か足らないものがあるんだと感じられるようにもなりました。


歌をよりダイレクトに聴き手に伝えようとした場合には、楽器の生演奏というものが必要不可欠となり、それらがよりクローズアップされてくることとなるのだと。

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楽器には人の声にない魅力があり、楽器を演奏してくれるメンバーとヴォーカルが一体化しなければ、良いものは作れないということをソロで歌うようになり気づき始めました。


若い頃、協調性が無いとバンドを追われた理由が、今になって理解できたような気がします。

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ソロでのミニライブ(というより、ライブごっこ程度です。)で、バックを務めて下さったバンドメンバーの皆様から、そんなことを無言で教えられたように感じています。


自分自身の人生の中で、この出会いは素晴らしいものだったんだなという思いがあります。

チャンスがあるなら、あのメンバーで最高のライブを作れたならと今も願っています。