南国
名古屋は…。
積雪です。
名古屋都市高速道路などは、全面通行止めになっています。
しかし、外の景色とは違い、水槽の中は年中南国ムードが満載です。
昨日、土曜日はメインの換水日と決めています。
新しい綺麗な水と、程良い適温の水で、魚達はご満悦かな?
換水時には何時も、下水溝のマンホールに直接排水しています。
しかし昨晩は、朝には雪が積もることを想定し、積もった雪で来店してくださるお客様が足を滑らせたりしないようにと、歩道へと排水してみました。
結果、店舗前の歩道には然程の積雪もなく、雪掻きも最小限で終えることができました。
中国が原産で、本来なら加温の必要のないガンユイです。
それでも、加温無しでの飼育では活性が上がってこないでしょう。
北米が原産で、密放流が問題視されているアリガーです。
いくら北米が原産のアリガーでも、日本の冬を越すのは並大抵のことではないでしょう。
名古屋城のお堀に密放流されてしまったアリガーは、今ごろどうしているのでしょうか?
名古屋城お堀のアリガーも、名古屋の荒子川のティラピアも、熱帯魚として日本に輸入されている魚です。
ガーの南限種と言われるトロジャンやマンファリ。
南米のシルアロ。
豪州のアロワナであるサラトガ、などなど…と。
アクアショップとか熱帯魚ショップなどというお店で販売されている、これら外国産の魚達のほとんどが熱帯域の魚で、飼育者自らが彼らに適した南国の環境を提供し続けなければならない魚達です。
外は雪の降り積もる酷寒の真冬でも、そうした南国の環境を提供してくれる飼育者に対し、熱帯魚達はとても優美な姿と癒し、そして暖かな南国の雰囲気を運んできてくれます。
寒そうに結露してしまったメインの後ろの窓と、南国の水の中を優雅に泳いでいるかのようなメインの魚達とのギャップがなかなか良い感じです。