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?アフリカンシクリッド飼育とドーベルマン&ウィペットとの日常です。

特定外来生物と希少動物

アジアアロワナを飼育するには「国際希少野生動植物種登録票」が必要になり、所謂、血統書と共に飼育する水槽の近くに、それらを掲げなければなりません。

下の登録票は、我が家で飼育していた紅尾金龍のものです。

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そしてこれが、所謂、血統書です。

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因みにこれは、やはり我が家で飼育していたチャパシウス・ガーの血統書になります。

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国際希少野生動植物と外来生物を同一に考えてはいけないのかもしれませんが、動植物を管理するということでは、それに準じた方法があるのでは?と考えてしまいます。


一匹一匹にマイクロチップを入れるのは面倒ですか?追跡調査するのは面倒ですか?

本当に大切に飼育される方ならば、登録が面倒であっても、それに係る費用や飼育設備が高額になり、その種の飼育を継続していくのに多額のお金が必要であったとしても、終生しっかりと面倒を見ていくのではないでしょうか?


アジアアロワナの遺棄をあまり聞いたことがないのは、その値段が高額で、マイクロチップの装着などで、その管理が徹底されているからでしょう。


希少動物と特定外来生物という違いはありますが、全てを排除するのではなく、何か他に手立てはないものかと感じます。


下のものが、以前飼育していた「中国ケツ魚」の特定外来生物飼養の許可証になり、3年ごとの更新が必要となります。

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ここまでの手間暇を飼養等するものに科すのであれば、ただ単に飼育してはいけない!だけではなく、もう少し突っ込んだ厳密なやり方が出来ないものかと感じてしまいます。