翼竜
実は恐竜がとても好きで、とくに翼竜が大好きなんです。
アフシクの中に、ティラノの名を冠す種がいることにもテンションが上がり、我が家の水槽へと導入することになりました。
メインの水槽内に、ティラノサウルスとトリケラトプスのスカルが、水槽内オブジェとして入れてあるのもそうした理由からになります。
翼竜とは恐竜の時代に生息していた翼を持ち、空を飛んでいた爬虫類のグループで翼指竜類(プテロダクティルス類)と呼ばれる事もあります。
翼竜と恐竜は厳密には近縁種の関係にあり、翼竜は主竜類の中のグループのひとつに分類されています。
代表的な翼竜としては「プテラノドン」があげられ、恐竜に興味があまりない人でも知っている事が多いこの翼竜は翼を広げると10m近くにもなる大変、大きな動物でした。
その他にも「ケツァルコアトルス」などは空を飛ぶ動物としては史上最大であったとされており、太古の地球には現代では考えられないような大きな生物が宙を舞い、躍動するダイナミックな世界であったと言えるでしょう。
また、「エウディモルフォドン」は体は小さいのですが、悪魔のような長いしっぽを持っていたとされ、このような非常に長い尾を持つ飛行動物は現在では見る事ができません。
様々な種類が存在していた翼竜は恐竜と同じく白亜紀後期までの長い時代を生きた動物であり、優れた能力を持つ優秀なハンターであったと考えられています。
翼竜の種類には、アンハングエラ、エウディモルフォドン、ディモルフォドン、ケツァルコアトルス、プテロダクティルス、プテラノドン、ランフォリンクスなどがあります。
上図は、翼竜類の各種サイズ比較(右下は人間)
①ズンガリプテルス・ウェイイ
②プテロダクティルス・エレガンス
③セアラダクティルス・アトロクス
④プレオンダクティルス・ブファリニィ
⑤ランフォリンクス・ロンギセプス
⑥ケツァルコアトルス・ノルスロピ
⑦ケツァルコアトルス・SP
そんな翼竜が、太古の昔から現在までも生き続けているとか。
パプアニューギニアの『ローペン』や『デュアー』
ザンビアの『コンガマト』
カメルーンの『オリチアウ』
また、南北アメリカ大陸でも翼竜型UMAの目撃談が多数あります。
中南米の各地に出没する有名なUMAである『チュカパブラ』の正体は、ジュラ紀に棲息していた翼竜の一種バトラコグナトゥスという説もあるようです。
ローペンはランフォリンクスの生き残りだという説があり、ローペンよりも大きなデュアーはプテラノドンかケツァルコアトルスの可能性が強いとの指摘があります。
パプアニューギニアは多部族の集合体なので、それぞれでその呼び名が変わります。
ローペンという呼び名は、ニューギニア島の東沖にあって、とくに目撃例の多い、ビスマーク群島のランブッチョ島やウンボイ島、ニューブリテン島あたりで使われている。
デュアーという呼び名は、本島のパプアニューギニアで使われていますが、ローペンよりも数倍もサイズが大きなものが多いために前述したようにプテラノドンやケツァルコアトルスとの指摘がされているようですが、ローペンとデュアーは単に同じ種類の幼生と成体の関係にすぎないとの見方もあります。
アフリカに出没する怪鳥である、コンガマトとオリチアウ。
コンガマトの目撃者に、有史前動物の図鑑を見せたところ、全員そろって「コンガマトだ!」とプテロダクティルスの復元図を指したといいます。
オリチアウに関しては、未知種のオオコウモリ説もあるようですが、大型種のコウモリは果実食で昆虫食や肉食(小動物)のコウモリはすべて小型という統計的事実を根拠にプテロダクティルス説が有力としているようです。
ネッシーやオボコボ、モケーレムベンベ(ポリプテルスの中に、この名を有す種がいます。)やミゴーといった恐竜型UMAや水性恐竜型UMAにも、もちろんロマンは感じますが、それ以上に翼竜型UMAには強いロマンを感じずにはいられません。