名古屋駅高層ビル群
その昔、名古屋駅で新幹線を降りて、名駅前のビルを見渡すと、すべてのビルの高さが一律だった時期がありました。
東海地区は地震の多発地帯ということから、名駅地区のビルの高さが暗黙のうちに決められていたと言われています。
それが、建築技術の革新的進歩から、名駅地区にも高層ビルの計画が持ち上がるようになりましま。
そして、名駅地区の高層ビル群は、1999年竣工のJRセントラルタワーから始まることになります。
2006年竣工のミッドランドスクエア
2007年竣工のルーセントタワー
2008年竣工のスパイラルタワーズ
が次々と完成し、名古屋駅高層ビル群へと発展していきました。
しかし、リーマンショックの影響もあり、工期の延期をされたり、中止・縮小も相次ぐことになります。
そうした名古屋駅高層ビル群計画が、2027年の東京・品川駅ー名古屋駅間のリニア中央新幹線開通予定に向けた再開発が行われることにより再燃していくことになります。
2015年には、大名古屋ビルヂング
JRタワー名古屋
が完成。
名駅南の笹島地区でも高層ビルの建設が始まり、名古屋駅高層ビル群構想は広がりを見せています。
リニア開業時に合わせ、国内初となる駅ビルに直結する都市高速道路のIC構想などもあるようです。
では、最後は名古屋駅高層ビル群の夜景で…。