混泳思案
熱帯魚飼育は、小6のコロより定番のグッピー飼育から始まり、大型魚や古代魚の飼育は既に20年以上になります。
そうした経験から混泳の難しさなどは、よくよく理解できているつもりでした。
《インド・シーパーチ》
今回は、インド・シーパーチのサイズが小さかったためという明らかな飼育者のミスでしたが…。
《アカメ》
インド・シーパーチもこのアカメも、何れかはメイン入りが必須です。
口に入らないサイズ同士の魚ならば、混泳ができるのか?が大きな課題です。
《餌用、小赤とメダカ》
インド・シーパーチとアカメを育成する60ワイドは、現在は小赤漬け、メダカ漬けにしています。
何れインド・シーパーチの傷も治り、体力も戻ってくれるでしょう。
そして、アカメと共に再びメインへ合流へと。
魚種によっては、それほど広いテリトリーを必要としない魚もいて、そうした魚種の場合にはある一定の広いスペースさえあれば、混泳による諸問題は起こり難いとも言われます。
それとは逆で、我が家では超がつくほどの過密混泳として、魚達のテリトリー意識を薄くする手法を取っています。
別水槽で飼育中のアフシクなどは、気性が荒くテリトリー意識も強いため、様々な混泳テクニックが必要とされています。
上の画像は、米国はリンカーン・パーク動物園のアフシク水槽ですが、水族館レベルの巨大水槽であっても、特にアフシクにはこれぐらいの過密飼育が必要となってくるという良い例なのでしょう。
これは、魚種や個体差にもよるところが大きく、どちらが良いとは一概には言えないとは思いますが、我が家では過密混泳でテリトリーを消していくという方法に主眼を置きながらの飼育をしています。
《ダトプラ1号》
《ダトプラ2号》
この2尾の成長後は、どうなる?
メインに合流させるのか?別水槽で飼育するのか?
《ダトプラ1号》
《ダトプラ2号》
ダトニオは、メンタル面で弱い個体もいると聞きますが、過去に我が家に迎えたダトニオ達や現在のダトニオ達を見る限り、そうした面は見当たらず、怯えて逃げ隠れして黒化することもありません。
今のところは、サイズさえ間違えなければ、メインに合流させられそうです。
で、そのメインですが、何時かは?近い将来?もっと大きな水槽にしなければならなくなるでしょう。
ということで、今回はしっかりと設置可能場所の採寸をしてみました。
結果、最大で2700×1000×800というサイズまでの水槽が設置可能とわかりました。
購入費用のことはさて置き、先程記載した混泳だけのことに関して言えば、水槽サイズが大きくなることは魚の飼育には非常に良いことなんですが、こと混泳に関してはどうなのかな?と考えさせられます。
新たな水槽を導入する時には、魚達も成長し、今のメインでは目一杯手一杯の状況になっていると予測できます。
《ハイブリッド》
もしも魚達が、然程大きく成長していなかった場合には、広い水槽はどうなのでしょうか?
1800×600×600メインで保っていたバランスが一気に崩壊?ということもあり得るのかな?
前回、1200×600×600のメインから現在のメインへと変更した時には、何の問題もありませんでした。
ただ、前回変更時の主な飼育魚がアフシクだったことと、魚のサイズも小さかったため、比較することはできないでしょう。
混泳は、やってみなければわからない…全てはこれに尽きるのでしょう。
《モエビ》