育成組&療養組
インド・シーパーチとは逆に、ラテス特有のヘッドダウンスタイルをとるアカメです。
昨年11月始めに約6cmサイズで購入し、現在やっと15cmにとどくかな?といったところです。
購入から3ヶ月ですが、とても成長が遅く感じます。
こちらはメインのアカメ。
餌の選り好みが無く、何でも爆食いしてくれています。
チビアカメとほぼ同時期に、約20cmサイズで購入しましたが、現在は40cm近くまで成長しています。
バラマンディとはほぼ同時期、同サイズでのメイン投入でしたが、かなりの体格差になってきました。
50cm超サイズのニロチカスに追いつくのも時間の問題かも?
ダトプラ1号
何でも食べるため、メインのアカメ同様に成長が速いようです。
ダトプラ2号
こちらは、ほぼ生き餌オンリーなので、成長が緩やかです。
アフリカン・シクリッド
古代魚、大型魚の飼育を始めたのが、今から10年以上前のことになります。
その後、紆余曲折を経ながら、店舗内の看板魚はナッテリー1尾のみになりました。
2015年秋、そのナッテリーも15年余りの生涯を終え、店舗内の看板魚はいなくなりました。
新たな看板魚を考えた時、カラフルで特異な生態が魅力的なアフシクを店舗内に導入しようと90スリムを設置。
古代魚、大型魚達亡き後、二階で生き残っていたブチコとの混泳を始めました。
当初は、まだ15センチサイズだったブチコと、フロントーサの幼魚やムブナ達との混泳がスタートしました。
成長著しい魚達、そこで、二階で遊んでいた1200×600×600を店舗内に設置し、広くなったタンクで飼育魚もムブナからハプロ主体へと移行することに。
そして、ハプロやニロチカスを導入したことにより、1200のメインも手狭になりました。
結果、魚達の成長に伴い、メインは1800×600×600へとサイズアップすることを余儀無くされました。
カラフルなアフシク達が乱舞する、設置当初の1800メイン。
しかし、ニロチカスが成長するにつれて、行方不明となるアフシクが多くなりました。
アフシク達を、ニロチカスからの捕食から救うため。
メイン下に育成用として設置されていた900レギュラーを、1200×450×450に変更してサブメインとしました。
ここで、喧嘩上等のアフシク混泳の難しさが浮き彫りになってきます。
いじめられ役のアフシク達を避難させるべく、900スリムを設置し現在に至っています。
カラフルなアフシク達を、店舗内で乱舞させようとした当初の計画とは違うメインの姿がそこにあります。
現在のメイン水槽は、10年以上前に始まった古代魚、大型魚飼育へと原点回帰した格好となっています。
これ以降、どの方向へ進んでいくのか?最終形態はどうなるのか?今は何のプランもありません。
方向性がまだまだ見えてはいませんが、何れにせよ、良い形で進化していけたならと考えています。
飼育環境
飼ってはいけない魚は?
まずは、法的に飼育不可の魚がいます。
ブラック・バス、ブルーギル、ケツ魚、ナイルパーチ、チャネルキャットフィッシュ、カダヤシなどがそれらにあたります。
そしてガーパイク全種が、平成30年4月頃には飼育不可の魚になりそうです。
法的に飼育不可とされる魚種の選定に関する曖昧さはさて置き、家庭で飼ってはいけないとされる魚種とは?
それは、やはり最終的な魚のサイズによるところが大きいと思います。
大型魚、巨大魚と呼ばれる種を飼育するには、設備などに膨大な費用が必要となります。
そして、それら設備を無理なく設置可能な場所が準備でき、以降必要となる餌代や光熱費などが無理なく捻出できることが最低条件としてあがってくるでしょう。
小さな水槽で飼育し、餌を絞れば大きく成長することは無い?
実際、盆栽飼育と呼ばれる手法もあるぐらいですから、そうした飼育方法も有りなのかもしれません。
しかし、それも程度問題かなと感じてなりません。
どんなに巨大な設備を準備できたとしても、広大な湖や長大な河川のようにはいかないでしょう。
どこまでの設備を準備できるのか?どこまでの設備で妥協するのか?予算や場所などの問題などもあり、その判断はとても難しいことでしょう。
魚種に応じた最低限必要な設備には、いろいろな意見が分かれるところです。
例えば、シルバー・アロワナは1200×600×600で終生飼育可能との記載や、更に小さな900×450×450で飼育できるとの記載もあるほどです。
逆に、2メートル×1.5メートルぐらいの水槽が準備できなければ、飼ってはいけない魚だとの記載もあるようです。
実際、どの記載を信じるのかは飼育者の判断に委ねられるということになるでしょう。
我が家のことで言えば、飼ってはいけないという魚達のオンパレードで、しかも実に多国籍で雑多な混泳をさせています。
順調な成長をしている魚達に、少しでもより良い環境を提供したいとは考えています。
そうした考えから、2.7メートルサイズの水槽が設置できる場所だけは確保済みなのですが、その設置資金などの準備ができ、家族の承諾を得られるのが何時のことになるのかがまったくもって不透明のままです。
そんなことを感じながら、今日もまた現状のままの水槽をボォ〜と眺めています。
アリゲーター・ガー
名古屋城のお堀が、凍りついたとのニュース報道がありました。
名古屋城のお堀には、確認されているだけでも、北米原産のアリゲーター・ガー2尾と、中国原産のソウギョ3尾が捨てられているとか…?
温帯魚のソウギョは兎も角、アリガーは熱帯産の魚で、低水温にも耐えることができるというだけです。
果たしてアリガーは、この凍りついた名古屋城のお堀で越冬できるのでしょうか?
行政も、それを見越して冬季の捕獲を見送っているのかなとも考えてしまいます。
これが同じガー種であっても、ガーの南限種であるトロピカル・ジャイアント・ガーでは越冬などは出来ないでしょう。
越冬する可能性が高いのは、前出のソウギョなど、中国などが原産の温帯域の魚ということになるでしょう。
しかし例えば、中国でも知らぬ人が多い、ガンユイを密放流するアクアリストはいるのでしょうか?
ガンユイは、日本三大珍魚とされる「イトウ」「ビワコオオナマズ」「アカメ」よりも珍しい魚だそうです。
また、アジアアロワナが密放流されたというのも聞いたことがありません。
これは、マイクロチップで管理がしっかりとされているということと、安価な魚では無いということなのでしょうか?
あまり話題にのぼらなかったり、希少種や高額な魚は密放流されないということなのでしょうか?
同じく、名古屋の荒子川で自然繁殖し定着しているというナイル・ティラピアです。
荒子川上流部には、工場などからの温排水の流入があり、ナイティラ達は冬季には上流部に遡上するそうです。
しかし、名古屋城のお堀にはそうした温水が流入する場所があるとは思えません。
以前のブログにも記載した通りで、ガーは定期的に水面まで呼吸をしにあがってきます。
呼吸のため、水温変化の少ない場所に居続けることが出来ないアリガーは、名古屋城お堀の何処で息を潜め、春の訪れを待っているのでしょうか。
氷の下で寒さに耐えているアリガーは、この春再び姿を見せるのでしょうか?
『紅い爪』
LIVEでの定番曲で、必ず歌わせて頂いてます。
動画で、少しだけお披露目してみました。
インド・シーパーチ
メイン全景
小競り合いなどもなく、いつも通り平穏無事なメインです。
超過密なので、日々注視することを怠らないよう気をつけています。
太陽光の当たる南側窓際にメインが設置してあるために、水槽面に苔が大量に付着し、付着するスピードもかなり速いです。
苔取り作業も小まめにはしてますが、手が入り難い場所や取り忘れなどもあるため、完全に取りきることはとっても困難です。
育成組の一番手は、ダトプラ1号です。
手元まで、貪欲に餌を食べに来てくれます。
どんなバンドになるのかが未知数ですが、それだけに楽しみでもあります。
ダトプラ2号
水槽隅などに逃げ隠れし、黒化することがありません。
現在育成中の2尾を含め、歴代ダトニオで黒化したり臆病だったりした個体は1尾もいませんでした。
アカメ
インド・シーパーチのために若干の塩を入れてからは、こんな体色になってます。
で、インド・シーパーチですが…。
傷は癒えてきたようですが、目が白濁してしまってます。
まだまだ、先行き不透明な感じですが、何とか頑張って生きてくれています。
アロワナ&アフシク
混泳難易度が高いと言われるサラトガ。
メインでは、問題無く混泳他魚達と泳いでいます。
混泳が成功している要因は?
超過密なメインの環境が功を奏している?
それとも、個体差によるものなのか?
同じアロワナの、シルアロと問題を起こしたことがありません。
メインには、殺し屋との異名を持つティラピア・ブティコフェリィが5匹いますが、こちらも同種間で若干の小競り合いをする程度で問題無しです。
同じく殺し屋のナイル・ティラピア。
というより、アフシクは混泳が難しく、混泳を成功させるにはひと工夫が必要と言われています。
暴君との属名を冠するティラノ。
ワニのようなシクリッドとの属名を持つ、追撃型フィッシュイーターのカンプソクロミス・カエルレウス。
キング・オブ・タンガニィカのフロントーサ。
アフシクの中にあって。VC-10は比較的温和な方です。
難しいと言われるアフシク水槽のサブメインも、メイン同様で殺し合いなどもなく平和な日常を保っています。
サブメインⅡのボス、フスコタエニアータス。
アフシクのみのサブメインⅡのボスですが、混泳他魚達を殺すまで追い回すことはありません。
Dコンプレシケプス
アフシクの中にあっては、温和でもなく激烈に荒い性格ではない微妙な存在です。
Aコンプレシケプス
一番小さく、成長の遅いタンガニィカン。
混泳他魚達から、一度も攻撃されたことがありません。
飼い込めば飼い込むほど、不思議な生態を見せてくれるアフリカン・シクリッド達です。
依頼画
ボーダーコリーを飼われている、犬友から依頼された絵です。
こうしたマンガのような絵は、簡単に描けてしまうため、よく知っている人ということもあり、無料でのプレゼントになります。
お遊び程度の絵なので、短時間でサラサラ描いて終了です。
それでも、気が乗ってこなければ良い絵を描くことが出来ないワガママな性格です。
観葉植物
店舗内へ水槽を設置するにあたり、アフシクや大型魚の泳ぐ水槽に水草などを植えることができません。
店舗内なので、少しは緑が欲しいかな?
でも…犬や魚の飼育は出来ても、植物を育てることなど出来ないアバウトな性格です。
以前ガーを主に飼育していた時に、水槽内に沈めていた流木などを脈絡なく水槽上に並べ、100均で購入した名前も育て方も知らない小さな観葉植物を数鉢配置してみました。
《クワズイモ》
当初こそ良い感じでしたが、これがデカくなり過ぎで、水槽上には配置できなくなってしまいました。
《パキラ》
大きくなってきた観葉植物、狭い店舗内の何処に配置して良いやら、ほとほと困っています。
《ブロンズヒメ》
これは懲りずに、また100均で購入してしまった観葉植物。
ずっとこれぐらいのサイズなら、水槽上に綺麗に並べられるのですが、成長した時点での置き場所に困ります。
その上に観葉植物には無知なため、剪定の仕方も株分けの仕方など何もわかりません。
《トーアブリッタ》
これは、以前から自宅にあったものです。
シャコバサボテン、今年も何とか花をつけてくれました。
キングバンブーやドラセナ、1.5メートルを越えるまでに成長してしまったテーブルヤシなどが店舗内狭しと置いてあります。
緑は大好きなんですが、植物の飼育は出来ないという変な野郎です。
サブメインⅡ
【アフリカ】
《タンガニィカ湖》
アルトランププロローグス・コンプレシケプス
Altolamprologus compressiceps
トロフェウス・ドゥボシィ
Tropheus duboisi
《マラウィ湖》
ニムボクロミス・フスコタエニアータス
Nimbochromis fuscotaeniatus
アウロノカラ・ヤコブフレイベルギィ
Aulonocara jacobfreibergi
ディミディオクロミス・コンプレシケプス
Dimidiochromis compressiceps
ケイロクロミス・エウキルス
Cheilochromis euchilus
《ヴィクトリア湖》
ハプロクロミス・フレームバック
Haplochromis frameback
《ハイブリッド》
フスコ×ヤコブ
【その他育成組】
《日本》
アカメ
Lates japonicus
《インド》
インド・シーパーチ
Lates calcarifer
《タイ、カンボジア》
ダトニオ・プラス・ワン
Datnioidides microlepis
《ハイブリッド》
フスコ×ヤコブ×2