相乗効果
アイスポット
人工飼料、クリルなど何でも食べてくれます。
同居のダトプラ2号も、触発されて人工飼料なども口にするようになりました。
ただ…とても残念なことですが、同じく同居中だったハイブリッドが、アイスポットに捕食されてしまったようです。
サイズ的に見て、まさか捕食するとは考えてもいませんでした。
療養中のインド・シーパーチ。
もう完治し、生き餌だけでなく冷凍海老や冷凍オキアミなども食べています。
インド・シーパーチと同居中のアカメ。
こちらも、インド・シーパーチに触発されて生き餌以外の餌も口にするようになりました。
何でも食べてくれるメインのアカメ。
アカメに触発され、何でも口にするようになったバラマンディ。
ニロチカスもアカメに触発されるように、冷凍海老や冷凍オキアミは口にしてくれるようになりました。
餌食いが良くなったり、口にしなかった餌を口にするようになることが、混泳の最大のメリットなのかもしれません。
古代魚
ポリプテルス、アロワナ、ピラルクー、ヘテロティス、淡水エイ、チョウザメ、ガーパイク、アミアカルバ、肺魚などがそれらに該当します。
魚達が海水から淡水へ進出するためには浸透圧という目に見えない壁が大きく、両域の塩分濃度3%という違いは浸透圧では1000倍もの違いを生むといいます。古代の魚達は腎臓の浸透圧調整機能を強化することによってその問題を解決し、鰓の骨は変形して顎となり、摂食能力向上につれ消化機能や遊泳能力も向上しました。
淡水は海水に比べ淀むことも多く、酸素不足となりやすい環境から食道の一部が膨らんだ原始的な肺を獲得し、空気呼吸で酸素を補う能力を身に付けました。顎を有した棘魚類の仲間から条鰭類や肉鰭類などの硬骨魚類が進化し、条鰭類はその後軟質類や新鰭類、真骨類と進化し骨を発達させて高速遊泳を可能にしました。
また、淡水から再び海水に生息域を広げることによって、より複雑な系統の進化を遂げるようになりました。現生の総鰭類に属するシーラカンスは、これまでのコモロ諸島の他、1998年にインドネシア沖合でも発見され、DNA鑑定の結果新種と判明しました。しかし過去に栄えた淡水魚の多くは絶滅し、その一部は化石種として姿を残しています。化石種にはその長い歴史の中で、繰返される地球の様々な環境変化と他生物との相互作用によって徐々に身に付けていった原始的特徴が残されています。
化石種とほとんど姿を変えず、またこれらの子孫と考えられる仲間が現生種にも見られますが、軟骨魚類を含めた馴染みの深い古代魚と呼ばれる仲間たちはそのような仲間の一部なのです。古代魚の多くは大型になり、ブラックアロワナやエイの仲間など幼魚期には水質や給餌に注意が必要な種もいますが、ある程度成長し体力のある個体はとても丈夫で飼育しやすいのも特徴になります。風貌のある古代魚の泳ぐ姿に、魅了されているアクアリストは少なくないでしょう。
サイズ
今日金曜日は、メイン以外の水槽の換水日にしています。
魚達が大きくなって、メインが狭くなってきました。
ニロチカス→約55cm
バラマンディ→約40cm
アカメ→約45cm
ガンユイ→約45cm
アリゲーター・ガー→約50cm
トロピカル・ジャイアント・ガー→約35cm
全て水槽外からの目測ですが、だいたいこんなサイズです。
こちらは、育成中のアカメ。
現在、20cm弱といったところ。
療養中のインド・シーパーチ。
現在、25cmぐらい。
ダトプラ1号→約10cm
ダトプラ2号→約5cm
アイスポット&ダトプラ2号
換水直後の上に、撮影のためにiPhoneを向けた途端、アイスポットが暴れ水が白濁してしまいました。
アイスポット→約12cm
ハイブリッド
一番最初に生まれたハイブリッド、現在10cm超になりました。
当初は2尾のハイブリッドがいましたが、そこはアフリカン・シクリッドということで、兄弟姉妹であってもテリトリー争いの末に1尾だけが生き残りました。
こちらは、育成水槽のハイブリッドと先日導入のアイスポット。
2回目に生まれたハイブリッドも2尾で、1尾は最初に生まれたハイブリッドのいるサブメインⅡで、他のアフシク達と混泳していますが、サイズがまだまだ小さいので物陰に身を潜めています。
ハイブリッドとAコンプ
Aコンプは一番小さなタンガニィカンですが、混泳他魚達に一度も攻撃対象とされていない不思議な存在です。
アルトランプロローグス・コンプレシケプスは、しゃくれた顔が特徴的なタンガニィカ湖産のアフリカンです。
Dコンプ
同じコンプでも、こちらはマラウィ湖産のアフリカンです。
ディミディオクロミス・コンプレシケプスは、馬面の顔立ちが特徴的なマラウィアンです。
不定期、おさらい。
【北中米】
トロピカル・ジャイアント・ガー
【南米】
シルバー・アロワナ
アイスポット・シクリッド
【豪州】
ノーザン・バラムンディ
オーストラリア・バラマンディ
【亜細亜】
《東南アジア》
パールン
ダトニオ・プラス・ワン
《インド》
ゴールデン・マハシール ヒマラヤン
インド・シーパーチ
《中国》
ガンユイ
《日本》
アカメ×2
金魚
錦鯉
【阿弗利加】
《マラウィ湖》
ティラノクロミス・ニグリベンテル
ニムボクロミス・フスコタエニアータス
ニムボクロミス・リビングストニィ
ニムボクロミス・ヴェヌストゥス
フォッソクロミス・ロストラータス
ケイロクロミス・エウキルス
ディミディオクロミス・コンプレシケプス
アウロノカラ・ヤコブフレイベルギィ
《タンガニィカ湖》
クーへ
キフォティラピア・フロントーサ
トロフェウス・ドゥボシィ
アルトランプロローグス・コンプレシケプス
《ヴィクトリア湖》
ハプロクロミス・ニエレレイ
ハプロクロミス・フレームバック
ハプロクロミス・sp.44
《アフリカ河川》
ナイルパーチ・ニロチカス
ティラピア・ブティコフェリィ×5
ナイル・ティラピア
フェザーフィン・シノドンティス
シノドンティス・ニグリタ
《アフシク・ハイブリッド》
フスコ×ヤコブ×3
育成組
できれば、インド・シーパーチと一緒にメイン入りさせたいアカメです。
早急に、インド・シーパーチとアカメをメイン入りさせたい理由は、ダトプラ1号の急成長にあります。
成長ゆるやかと言われるダトニオですが、こいつの成長ぶりにはビックリです。
それとは逆の、ダトニオらしいゆるやかな成長をするダトプラ2号。
最後は、育成組に仲間入りのNewFace、衝動買いしちゃったアイスポット・シクリッドです。
釣り人にはピーコックバス、現地ではツクナレの名で親しまれる南米産の魚になります。
東海広場
先に、ビショップを散歩させます。
風もなく、穏やかな日和です。
さて、ステラは何時ものようにボール遊びです。
ボーダーコリーが近づいてきますが…。
昨日と同じく、ボールが欲しいだけのステラです。
二頭で遊ぶ、ボーダーコリー。
それを尻目に、ひとりボール遊びに没頭するステラ。
ボール遊びで、喉が渇き小休止。
幼魚
Lates
上の4枚の画像は、我が家のLates達の幼魚期のものです。
近縁種だから当然よく似ていますし、インド・シーパーチとバラマンディは学名が同一で、以前はアカメも同種とされていました。
どれが、どの種名なのかは飼育者しか区別ができないかもしれませんね。
ということで、上の画像のLates達の種名です。
一番上から
「ナイルパーチ・ニロチカス」
「オーストラリア・バラマンディ」
「インド・シーパーチ」
「アカメ」
になります。
同種の魚であっても、個体差により体格や成長スピード、性格なども違ってきます。
これは、人間でも同じです。
何でも食べる上のダトニオの成長は顕著ですが、下のダトニオは生き餌しか食べないために成長がゆるやかです。
メインのアカメは、何でも食べる上に、性格も積極的で臆病ではないために成長スピードがとても速いようです。
育成中のアカメは、臆病というほどではありませんが成長はゆるやかです。
同時期に、ほぼ同サイズでメイン入りしたバラマンディとアカメですが、積極的で餌の選り好みをしないアカメの成長がとても速いです。
アリガーとトロジャン
爆発的な成長か?と感じるのは、成長スピードが速いので有名なアリガーではなく、寧ろトロジャンの方のようです。
これも、個体差なのでしょう。
最後はアロワナの鱗です。
上⇒シルバー・アロワナ
下⇒ノーザン・バラムンディ
近縁種であっても、かなりの違いがあります。
素晴らしい
黒化してますが、目の白濁もほぼ無くなり完治といってよいと思います。
一時は、生命さえも危うい感じでしたが、魚の生命力に感服です。
元気を取り戻し、自分よりもサイズの小さなアカメを追い立てている場面もよく目にするようになりました。
成長ゆっくりなアカメ。
餌を食べてる場面に遭遇することも、とっても稀なチビアカメ。
たまには、何時もあまり取り上げない魚達をピックアップ。
ケイロクロミス・エウキルス
プラキドクロミス・ミロモ
“スーパーVC-10”
どちらも、タラコ唇が特徴的なアフシクです。
インドの「神の魚」ゴールデン・マハシール
ナイルパーチもバラマンディも、マハシール同様に「神の魚」と呼ばれています。
日本でも鰻を神の使いとして崇めたり、魚を神様に奉納したりと、魚は人の生活にはなくてはならないものなのでしょう。
魚の生命力の強さ、各々魚のもつ神秘の力、そして数々の魚に関する神話。
飼育しなければわからないことを、魚達はその飼育者に教えてくれます。
その逆に、飼育していてもわからない未知たる部分をも秘めた素晴らしい魚達に日々癒されてもいます。
飼育者にしか見せない魚達の神秘的な姿や生態を知ること、関連する神話などに触れられることにも、この趣味の魅力の一端があるのかもしれません。
成長
2016年1月3日、我が家へやって来た時のクーへはこんなでした。
チョイとしっかりしてきたコロ。
やっと、クーへらしくなったかな?
で、現在はこんなです。
お次は『ガンユイ』
2016年3月6日導入
メダカと比べてもこんなぐらいで、導入当初は大丈夫かな?って感じでした。
で、現在です。
最後は、『ティラピア・ブティコフェリィ』と『ナイルパーチ・ニロチカス』
まだまだ幼魚のフロントーサや、他のアフシク達との混泳。
ニロチカスもブティコフェリィ達も10cmに満たないほど。
で、現在のブティコフェリィ達。
ニロチカスは2015年12月23日導入で、現在はこんなです。
激似
度々、記事にしてる二尾です。
ティラノクロミス・ニグリベンテル
サウザン (独ブリード)
ニムボクロミス・フスコタエニアータス
上⇒ティラノ
下⇒フスコ
本当に、よく似た二尾です。
ニムボクロミス・ヴェヌストゥス
ニムボクロミス・リビングストニィ
ニムボクロミス→ニンボとはニンバス(雨雲)に由来する。雨降り模様のカワスズメ科。
ティラノクロミス→暴君、圧制者の意味を持つTyrantなカワスズメ科。
幼魚期のフスコ、確かに雨雲模様?
此方は幼魚期のティラノ、雨雲模様ではないかな?
学名がティラノクロミス
学名がニムボクロミス
学名が違っても、成魚は双子のように瓜二つ。
アフシクの学名は度々変更されるようなので、フスコはニムボクロミスではなくティラノクロミスということになる日がくるのかも?
ガーパイク
1メーター超えの、アリゲーター・ガー。
当時、まだ日本に100尾も入っていなかった塚平貞俊氏のチャパシウス・ガー。
トロピカル・ジャイアント・ガー
ニカラグア・トロピカル・ガー
マンファリ
ショート・ノーズ・ガー
ロング・ノーズ・ガー
スポッテッド・ガー
フロリダ・スポッテッド・ガー
そのガーパイクが、来年には「特定外来生物」への指定がほぼ決定?しているようです。
中国ケツ魚の時、そして現在飼育中のナイルパーチと…計二回「特定外来生物飼養等許可証」を取得しました。
そもそも、申請までする人は密放流はしない人だと思います。
二度とガーの飼育が出来なくなり、ガーが日本から消えてしまうことが悲しくて仕方がありません。
こうして、ブログには何度も何度もしたためていますが…何度記載してもしたりないほどです。
規制されるまでに、何度ガーのことを記載することになるのでしょうか?
以前に描いた、アリゲーター・ガーとマンファリの色鉛筆画です。
今は、規制前に飛び込みで再びアリゲーター・ガーとトロピカル・ジャイアント・ガーを飼育しています。
これが、我が家最後のガー達になります。